あらゆる社会インフラ整備の計画で必要となる建設コンサルティング、測量調査を中心に事業を展開しています。豊富な専門知識に基づく技術と最先端機器の投入で公共土木工事を確実に支え、地域の安全・安心な暮らしを守っています。
道路、橋梁、河川、上下水道などさまざまな公共土木施設の調査、計画、設計に取り組んでいます。古いものを壊して新しいものをつくるのでなく、既存施設を活かしてリニューアルすることが求められる時代にあって、既存施設の寿命・危険個所・状態に関する診断・調査のご要望に応え、延命化策や保全計画を立案しています。ICT技術を活用した設計作業を推進し、建設産業全体の生産性向上に貢献しています。
近年、ニーズが高まっているのが農業土木施設の設計です。グローバル経済が進み、農業においても世界市場の競争が激しくなる中、高い生産能力を持つ大規模農業が必要とされています。当社は、圃場の整備と大区画化を目的とした計画・設計を手がけ、農業の大規模化をサポートしています。農業の成長・発展を支え、世界と戦える未来の農業を農家のみなさんとともに目指していきたいと考えています。
道路、橋梁、河川、上下水道など社会インフラ整備に伴う測量調査を行っています。中でも、維持・管理を目的にした技術を得意とし、防災・減災に役立つ測量調査を広く手がけています。土地の位置・形・状態、河川やダムの水深、水道管内の状態などさまざまな施設を正確に測量調査して、収集した多様な情報を社会インフラ整備につなげ、安全・安心な地域の暮らしに貢献しています。
測量調査は、社会インフラ整備の最も初期の工程であり、測量成果には高い精度が求められます。その技術は絶え間なく進歩していますが、当社は最先端の測量機器を導入し、ICT技術を取り入れた測量調査を実施しています。一眼レフカメラを搭載したドローンによる空中からの測量、シングルビームやマルチビームなど音響探知機を使った水中調査、地上レーザースキャンによる三次元測量などで短時間・高精度の測量調査を実現しています。
社会インフラを整備する公共事業で土地を取得したり、家屋・建物などを移転する必要が生じた場合、土地や建物の所有者に対して損失の補償が行われます。当社は、補償コンサルタントとして土地調査部門、物件部門を設け、損失の補償に関連する業務を行っています。建設コンサルタントとして培った豊富な知識、測量調査の高度な技術を生かして、土地境界線の確認や建物の損害調査などを行い、補償の算定をサポートしています。
ドローンによる調査や、最先端技術を生かした当社の技術を動画で紹介します。
2021年 行田市田んぼアート
「田んぼに甦るジャポニスム~浮世絵と歌舞伎~」
画像提供|行田市
行田市が毎年実施している「田んぼアート」。黒紫、紫、赤、白、緑など色彩が異なる複数品種の稲を使い、水田をキャンバスに見立てて絵や文字を表現するもので、地域の観光資源になっています。当社は行田市の委託を受けて測量技術を提供。デザイン・設計図に沿って、各品種の位置を決める測量を行い、田植えの目印となる約1万本の杭を打っています。行田市の田んぼアートは、世界最大の田んぼアートとして、2015年にギネス世界記録に認定され、地域の皆様と喜びを分かち合いました。
田んぼに描かれるのは、行田市を代表する風景やホットな話題をデザインしたもの。2019年にはラグビーワールドカップ日本代表を応援するデザインが田んぼに現れ、広く注目を集めました。当社は、年々緻密で洗練されたデザインに進化する作品づくりを高度な測量技術で力強くサポート。地上50メートルの展望台を利用する観覧客の目線になって、最もきれいな絵に見えるよう技術を発揮しています。地域とともにある企業として、地域の活性化に貢献したいと考えています。
平成29年|東会場
「イナダヒメノミコトとスサノオノミコト」
※画像提供:行田市
平成30年|東会場
「大いなる翼とナスカの地上絵」
※画像提供:行田市
令和元年|南会場
「『令和』への改元を祝したデザイン」
※画像提供:行田市
測量
トータルステーションを活用して座標復元測量を行います
測量
最新の測量機器を5台フル活用してアートを再現していきます
杭打ち
資材運搬はゴムボートを使用、測量士は足袋を履いて作業を行います
杭打ち
精密測量して設置した杭をロープで繋ぎ、大きな図柄を描きます
田植え
約1,000人のボランティアのご協力で色の違いを出すため8種の稲の苗を植えます
古代蓮会館展望台
田んぼアートは、隣接する古代蓮会館の展望台(有料)から一望できます
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