従来の線的な測量でなく、面的に地形を確認するため、重大な災害因子を見落とす危険を防ぐことができます。
GPSを使って行うので、準備から測量、撤収を1日で実施できます。データ処理を含めて1週間でのご納品が可能です。
従来の大人数で時間をかける調査ではなく、少人数で短時間に実施することができるため、結果的に調査コストが抑えられます。
建設現場にDX を取り入れることで、作業の効率化・省人化ができるだけでなく、現場の安全性向上など建設業界のさまざまな課題を解決することができます。ナローマルチビーム調査では、ICT を活用して水底を三次元的に捉えることができるため、計画・設計・施工・維持管理の各段階での情報共有がよりスムーズになることが期待されます。
水中内の地形・水深・沈殿物の形状などを調査するためのボートに装着する、最新高性能ソナーです。ソナーから超音波を扇状に送受信し水深の2~7倍の幅の水底を一度に測量します。
水深500mに届く超音波により、水中の状況を「迅速」「立体的」「正確」に調査することが可能です。
調査結果は専用のプログラムでデータ化し、断面図・標高段彩図・3D図・鯨瞰図などで表示することができます。
※音が出ます
ナローマルチビームソナーに用いられるGPSを活用するため、測量位置決めの作業が短縮されます。
測量・データ集計の時間も、従来の手書き手集計と比較してもスピーディーに処理が完了でき、納期短縮が実現できます。
測量位置決めから測量・撤収までで10日。手作業で記録した数値をデータに打ち込むため、データ作成にも10日かかっていた。
ナローマルチビームソナーの機能を活用することで、測量位置決め・撤収の作業削減、データ集計の効率化ができ、納期短縮が実現できる。
位置決めしたロープの操作2名、操舵1名、測量1名、記録1名、陸上監督員1名と、安全で正確な測量の実施のために6名の人員を要していた。
GPSを活用して測量位置を設定するため、操舵、計測、陸上監督員を各1名ずつ配置するのみで正確な測量が可能。
調査船直下を点で測量するため、欠損のないデータを取得するには、調査船で何度も往復する必要があった。
ビームを扇状に発射、受信しながら面的に測深できるため、効率的に未測線のない高密度のデータを取得できる。
地上と水中を合わせた
3D図面
堰上流水中部の
3D河床状況
レーザースキャナー、ナローマルチビーム、ドローンにて包括的に調査を行い、三次元点群のデータを作成しました。
標高段彩図と
GoogleEarthの重ね合わせ
水中堆砂状況の3D
堆砂状況の調査にナローマルチビームを活用しました。堰の損傷状況、浚渫の必要性が分かるように色分けしています。
ナローマルチビームは優れた調査方法ですが、機材を乗せたボートに人も乗り込む必要があるため、調査に踏み切れない場所もあり得ます。その際には小型のシングルビームラジコンボートや水中ドローンを併用し、漏れのない調査成果をお届けします。
水中ドローン
シングルビーム ラジコンボート
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